週に一度のお客様からの質問に答えるブログです。
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今回は、店で
『○○を除去する除去剤をつけます。』
と言って、その行程に移ってますが、
その○○って何？の○○について書きます。
まずは、酸性の薬剤を使用している時以外
薬剤を使うほぼ全てのメニューで行っている
アルカリ除去についてです。
詳しくは、こちらをご覧下さい。
↓↓
アルカリの話
残留アルカリは、髪のダメージの原因や
パーマやカラーの持ちを悪くさせます。
それを可能な限り除去するのが、
DO-S ACID
と
DO-S ALKALI OFF
pH5で
酸度は80mlくらいです。
パーマ、縮毛矯正（ストパー）、カラーリングなどで
アルカリを使用した際に
残留アルカリの除去として必ず使用しています。
そして、こちらが
OX-ZERO
オキシ（過酸化水素水/過水）を
パーマやカラーリングの時に使用した際に、
反応し切らなかった残留オキシを除去する薬品です。
主成分は、カタラーゼです。
カタラーゼは、過酸化水素を不均化して酸素と水に変える反応速度を速める酵素です。
こちらも、
パーマ、縮毛矯正（ストパー）、カラーリングなどで
オキシを使用した際に
残留オキシの除去として必ず使用しています。
で、パーマの時に必ず使用しているのが、
パーマの薬剤でダメージの原因になる
残留物質ミックスジスルフィドを減少させる処理剤
R-STOPです。
主成分は、ジチオジグリコール酸でチオグリゴール酸が還元剤として作用した後に
出来る物質で、チオグリコール酸が２つ繋がっています。
ジチオジグリコールを増やす事で、
ミックスジスルフィド減少させて
パーマのダメージ低減や、パーマの持ちを良くします。
こちらは、最近ブログでよく書いている
キレート剤。
水道水に含まれる金属イオン（銅イオン）が
カラーリングによるダメージの要因になったり、発色を邪魔するので
その原因となる銅イオンを封鎖してくれる薬剤です。
カラーリングの薬剤に混ぜて使用しています。
最後に、炭酸。
炭酸も髪に残留したアルカリを除去してくれます。
髪についているシリコンなど余分な物や
毛穴に蓄積された不純物や老廃物も浮かし取ってくれます。
パーマ、カラー、ハナヘナ、矯正などの施術前、
パーマ、カラー、矯正などの施術後に使用しています。
何かを足すよりも、
余分な物を除去する方が重要不可欠だと思います。
それが、髪に何かをする事によって必ず与えてしまうダメージを少しでも減らす事だと思っています。
ちょっと難しい内容でしたが、最後まで読んで下さって
ありがとうございます！
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